『カラマーゾフの兄弟』

『カラマーゾフの兄弟』

『カラマーゾフの兄弟』第一部、各章の目次とエピソード一覧-感動場面を探すために

「あ~!あのミーチャが「人間は広すぎる!」って叫ぶシーンってどこだっけ!」(3編3です) 『カラマーゾフの兄弟』は長大で、あの場面がどこにあったかを探すのも一苦労です。 そのため目次と主要なエピソードを見られるようにまと…

『カラマーゾフの兄弟』

『カラマーゾフの兄弟』挫折せずに楽しく読む方法①第1部のあらすじと重要ポイント

いよいよ小説をアップし始めました。 とても不器用な小説ですが、これまでの生きねば活動を糧に自分の想いを思い切りぶつけて書いています。 それぞれの絶望にあえぎつつ、なんとか生きているぼくたちを描きたいです みなさんの「生き…

『カラマーゾフの兄弟』

ドストエフスキー小説の楽しい読み方②各部のあらすじを予め掴んでおく意味

↑前回の記事では、ドストエフスキー作品はどう読めば挫折せずに楽しく読めるのか、 読み方の姿勢を紹介しました。 今回はドストエフスキー最大の傑作と言われる『カラマーゾフの兄弟』を例に、 全体ではなく「各部のあらすじ」を先に…

『カラマーゾフの兄弟』

矛盾する欲望を乱立させる人間の悪(カラマーゾフ長男の叫びから)

平気で矛盾する思いを共存させられる人間。カラマーゾフ長男の叫び。 それよりももっと恐ろしいのは、心にすでにソドムの理想を抱く人間が、マドンナの理想をも否定せず、その理想に心を燃やす、それも本当に、清純な青春時代のように、…