『ゼロ年代の想像力』後編 同質的で安全な世界を出て他者と向き合う
「世界が物語を与えてくれない」ことを嘆く受け身の生 先の記事に見たように、アニメ版『エヴァンゲリオン』の碇シンジやセカイ系は「世界が物語(意味)」を与えてくれないことを嘆き、引きこもりたいあるいは美少女から肯定されたい…
2018.07.31 ばさばさ
「世界が物語を与えてくれない」ことを嘆く受け身の生 先の記事に見たように、アニメ版『エヴァンゲリオン』の碇シンジやセカイ系は「世界が物語(意味)」を与えてくれないことを嘆き、引きこもりたいあるいは美少女から肯定されたい…
2018.07.26 ばさばさ
「この現実にはなんのロマンもない。俺に非日常をよこせ!」という嘆き こんな嘆きがあなたの心にはないでしょうか。 世界の危機も、政治運動も、命をかけた戦いも、戦友も、なんのロマンも見当たらず、みじめな自分だけがただ暮らして…
・私は恵みからではなく、憧れから入った。
ケンピスの『キリストに倣う』や
ロザリオの祈り、エックハルトの神秘主義など、「その世界が見たい」から,自力で近づいていく。
信仰ではなく,信心業。
パレスビー『祈りの世界』のように、神様とおしゃべりが「したい」…
新教皇レオ14世の理解に不可欠な教皇レオ13世について拙著で彼の社会回勅「レールムノバールム」を日本語で読めます。#新教皇
神秘主義が「汝」を飲み込んでしまう危険性についてのブーバーの言葉。
私は禅の見性体験を思い出す。
私というエゴの摩擦がゼロに近くなった世界は、
圧倒的な生命の世界であった。
花も草木も、すべてが輝いて見えた。
草木が「汝」を回復した世界と言えるのかも知れぬ。…
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