哲学的な著作をもとに考えた記事です。緻密な論理はできませんが「生活にどう活かすか」という視点から取り上げています。
「生きる意味探し」はこの世界と自分の人生を引き受ける過程。メモ
文章を練る時間と余裕がなく、メモ程度の記事で申し訳ないですが、参考になれば嬉しいです。 ▼・多くの人は楽しいこともあり、はじめからそれなりに人生・自分・現実を肯定し、「なぜ生きるの?」と問うほど自分自身の現実と乖離してい…
哲学的な著作をもとに考えた記事です。緻密な論理はできませんが「生活にどう活かすか」という視点から取り上げています。
文章を練る時間と余裕がなく、メモ程度の記事で申し訳ないですが、参考になれば嬉しいです。 ▼・多くの人は楽しいこともあり、はじめからそれなりに人生・自分・現実を肯定し、「なぜ生きるの?」と問うほど自分自身の現実と乖離してい…
このブログにしても、「生きねば活動」にしても、ぼくは「何か本当に価値あることのために生きたい」と、頭の片隅で考えてはいる。 しかし、頭の隅でそうは考えても、その実践となると困難である。 「人のためを思って」何か行動したつ…
「貧しい者は不幸である」この現実と命がけで戦い抜いた先にのみ、「貧しくとも幸せ」という真理が拓ける。 ずいぶん前の話ですが、田川建三の宗教批判を紹介する「人は食って寝るために生きる」という記事を書きました。 その記事では…
西田幾多郎の記事に、安泰寺のご住職、ネルケ無方さまからご感想のメールを頂きました。 御本人からブログに転載しても構わないとの許可を頂きましたのでシェアさせていただきます。 ネルケ無方さんは、ドイツ生まれのご住職さんです。…
矛盾する想いを混在させるカオスとしての人間が、永遠絶対の神によりたのむこと 人はなぜ宗教を求めるのか。第四弾です。 今回は、矛盾もするし心も変わる、なんの足場も、枕するところもない人間が、永遠不変の神を求めていく道すじを…
前回の人は食って寝るために生きる。田川建三①my読書[4]では、田川建三の宗教批判を、「生活・現実」を離れることへの徹底的な批判という点に注目しました。 今回は、新約聖書を神の言葉として絶対化することへの田川の批判に注目…
これから何回かに分けて、 ニーチェの『道徳の系譜』の読解を行っていきます。今回は「序言」と、ぼく自身の『道徳の系譜』の思い出をご紹介し、『道徳の系譜』は何を問い、その問は何をもたらすのかを確認します。 ニーチェの『道徳の…
さて、前回の記事では「序言」と、ぼく自身の「道徳の系譜」を読んだ衝撃について書きました。 「序言」で確認された『道徳の系譜』の2つの主題とは、 1, ということでした。 今回の記事では1の問い、 『善悪という「道徳的」価…
「なぜクリスチャンであるのかね」「このことが真理だからだよ」 ①、②の記事では、絶望的な状況から宗教に「救い」を求める、ちょっと重苦しい内容でした。 今回は「世間的な価値観」(私を主役として、「私のため」に世界すべてをみ…
自己の愚と矛盾とを知りつつも自分では何もできない。だから神・仏の中に自己を投げ出し、棄て去る 西田幾多郎、晩年の論文「場所的論理と宗教的世界観」は彼の宗教に対する考え方を、他の著作の何倍もわかりやすく描いています。(西田…
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