ぼく、「ばさばさ」の手記に近い、個人的な記事です。リアルな生に興味のある方はどうぞ!
生きねば日誌⑦子猫を拾う後編:あの世と死、生きること
おじいちゃんの一周忌、墓前で坊さんのお経を聞く。お墓は見晴らしの良い斜面にあって、秋晴れの澄んだ空気の向こうに高尾の山並みが見渡せる。子どものときから何度も来ていて思い出深い場所だ。ここではいつもみんなが穏やかだった。墓…
ぼく、「ばさばさ」の手記に近い、個人的な記事です。リアルな生に興味のある方はどうぞ!
おじいちゃんの一周忌、墓前で坊さんのお経を聞く。お墓は見晴らしの良い斜面にあって、秋晴れの澄んだ空気の向こうに高尾の山並みが見渡せる。子どものときから何度も来ていて思い出深い場所だ。ここではいつもみんなが穏やかだった。墓…
夜、仕事終わりに河原を走っていて、何かを踏みそうになる。ちいさな子猫だった。ぼくの足の一歩先でも全く動こうとしない。生後3週間くらいか、目は見えている。しばらくして、思い出したようにのそのそ歩いて、クゥクゥ鳴きながらぼく…
どうにかこうにか仕事を終えて、休日、また仕事。それから休日。仕事と家庭と、たまに友人関係を行ったり来たり。旅行に行って遠くの土地の空気を吸い、おいしいパン屋を探して、景色の良いベンチにすわってむしゃむしゃ食べる。 人…
仕事が大変につらい。先行きの見えない、緊張を強いられる時間の連続に、思わぬトラブル、仕事の波が覆いかぶさって、自暴自棄になりたくなるがそんな暇さえない。しかし、ひと段落した。よく耐えた。何事も乗り越えさえすれば、一応は…
2022年8月29日~ ○3年くらい前の自分は、人と人とが関わることをずっと単純に考えていた。ブログにも載せた詩を書いていた頃、人はそれぞれの孤独の穴ぼこから空を見上げ合い、語り合うことができるし、それは素晴らしいことだ…
2022年8月29日(月) 人生は不思議なものだ。 生きていくということがあれだけわからなかった自分が、いつの間にか家庭を持ち、正社員になって毎日働き、仕事のこと(教育現場なので、子どものことで良いのだが)ばかり考えてい…
生きねば日誌①2022年8月27日(土) 妻がコロナ陽性になり、ぼくも自宅待機期間が続いた。仕事の時間帯も休みも合わず、家庭の時間がほとんどなかったので、毎日一緒に散歩に行ったり、映画を見たりできた。『プラダを着た悪魔』…
一切は空であり、風を追い求めるに等しい。 小説も、仕事も、文章も、生活それ自体も、 ぼくが生きているということそのものも、 世界が在るということも、空である。 必死に頑張って、それなりに、生きがいや満足を感じていた。 多…
この文章の経緯 はじめまして、だいちと言います。 つばささんとお話ししたことがきっかけとなり、今回ブログに文章を載せさせていただくことになりました。 最初は、いつものように生きることの意味に悩んでネットで検…
前編では、生きることへの悩みから哲学を学び、頭で考えてもだめだと悟って、臨済禅の修行を始め、「ここに生きている喜び」に満たされた経験までをご紹介しました。 後半は、そんな喜びの経験を出発点に様々なことを始め、ちょっとごち…
気軽にコメントくださいませ。励みになります!(メルアド不要です。)