「人間のものさし」を受け容れること.「神のものさし」を目指すこと.

2019.05.12 ばさばさ

「神が創った世界になぜ悪があるのか」という古典的な問いには、古典的な答え「その部分だけ切り取ったら悪に見えるだけで、全知全能の神の視点からしたらそれは決して悪ではない。この世界は全て善である。一見悪に見えるものも、神は…

『カラマーゾフの兄弟』第一部、各章の目次とエピソード一覧－感動場面を探すために

2018.09.30 ばさばさ

「あ～！あのミーチャが「人間は広すぎる！」って叫ぶシーンってどこだっけ！」（3編３です）『カラマーゾフの兄弟』は長大で、あの場面がどこにあったかを探すのも一苦労です。そのため目次と主要なエピソードを見られるようにまと…

『カラマーゾフの兄弟』挫折せずに楽しく読む方法①第１部のあらすじと重要ポイント

2018.09.28 ばさばさ

いよいよ小説をアップし始めました。とても不器用な小説ですが、これまでの生きねば活動を糧に自分の想いを思い切りぶつけて書いています。それぞれの絶望にあえぎつつ、なんとか生きているぼくたちを描きたいですみなさんの「生き…

頭の中では隣人を愛し、現実では憎む…人間の愛の矛盾。『カラマーゾフの兄弟』から。

2018.09.13 ばさばさ

「純粋な善行為、他者愛」この言葉に、「吐き気」とまでは行かないまでも、偽善の匂いを感じ取る人も多いだろう。それは一体どうしてか。人間に純粋な行為は不可能なのか。「人を救いたい、助けたい、何か良いことをしたい、」そう頭の…

小さな一つの慈悲が人を救う。『カラマーゾフの兄弟』一本の葱に寄せて

2018.09.09 ばさばさ

「悩んでいる人を助けたい、絶望している人をどうにか救ってあげたい。」そんな願いを持ったことがある人もいると思う。とはいえ現実では一体何ができるというのか。何が人を救い、人を絶望から立ち上がらせるのか。それは何気ない…

カラマーゾフの兄弟