禅や仏教など、東洋思想的な記事。
少欲と知足。足るを知ること。【禅エッセイ】
; 今回は、 澤木興道さんの『禅談』(ちくま学芸文庫)にある 「少欲と知足」という講話を参考に、 「少欲と知足(ちそく:足るを知る)」について考えてみたいと思います。 「私たちが悩み、苦しむ原因は、多欲にある」 澤木興道…
禅や仏教など、東洋思想的な記事。
; 今回は、 澤木興道さんの『禅談』(ちくま学芸文庫)にある 「少欲と知足」という講話を参考に、 「少欲と知足(ちそく:足るを知る)」について考えてみたいと思います。 「私たちが悩み、苦しむ原因は、多欲にある」 澤木興道…
「なぜ座禅をするのか」という問いにはたくさんの答え方があります。 その中でもぼくが特に好きな例え話は、味噌汁の例えです。 味噌汁をお椀に注いでしばらく待っていると、 味噌とおつゆに自然と分離していきます。こ…
「無、無、無…」無という一字に徹することが、この世界の真理(仏法)に生きることであると語る東洋思想は多いです。 東洋思想においてだけでなく、キリスト教中世神秘主義思想の筆頭に挙げられるマイスター・エックハルトも「神性の無…
「あるがままにある世界を、そのあるがままに認める、受け入れる」 「一切の悩みなんて、ただ人間の頭が勝手に作り上げているだけ。むしろ人間は何も考えない方が良いのだ」 といった考え方は、東洋思想が代表する一つの悩みの解決方法…
学術的な冷たさ、単調さの強い著作が多い中村元のなかでも、「いかに生きるか」をわりに自由に論じている『自己の探求』から。 「相手にそんなにしてやったら、こっちが損じゃないか!」 という考えは、人間同士がお互いに仲良くするこ…
『超越と実存』哲学者みたいなお坊さん 哲学者みたいなお坊さんが、南直哉です。 まずタイトルから『実存と超越』とは、哲学書ですね。僕も哲学書だと思って立ち読みし、すぐ買いました。この本で南直哉は、そもそも仏教の本質とは何か…
考え事に振り回されて生きている私たち 「なんであのときはあんなことをやっちゃったのだろう。」 「どうしてあんな決断をしたのか、今思うとなんて愚かな・・・」 と悩む人の方が多いでしょう。なぜ、こんなことが起こるのでしょう。…
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