近況。小説執筆への執着に気づく。
2022年1月、流行り病にかかり、10日間の自宅待機を余儀なくされた。高熱と職場の対応の嵐を乗り切って、突然に空いた空白の時間、部屋からも出られない。種々の不安が渦巻くさなか、並木浩一の『ヨブ記注釈』を読み、旧約聖書も『…
2022年1月、流行り病にかかり、10日間の自宅待機を余儀なくされた。高熱と職場の対応の嵐を乗り切って、突然に空いた空白の時間、部屋からも出られない。種々の不安が渦巻くさなか、並木浩一の『ヨブ記注釈』を読み、旧約聖書も『…
当ブログをお読み頂いているみなさま、こんにちは。ばさばさです。 約1年間をかけてアップしてきた小説『ぼくたち』ですが、未完のまま終了致します。楽しみに読んでくれていた方には、ほんとうにごめんなさいです。 大きな理由は2つ…
「自分にはこの道しかないはずだ!」と自分で自分を説得する可笑しさと、「ぼくのビックバン」この2つをつなげたいのだ、ぼくは。 ぼくは「このぼく」であって、他のだれでもない。他の誰か、例えば田中さとしくんにとっては、「この田…
宗教にまつわる本を読んでいて、大きな罪を犯すことなく生きてきた自分を残念におもったことが、ぼくにはあったらしい。 自分のあまりの罪、汚らしさに真っ正面からぶちあたったことで、そこから一気に宗教の道を突き進んで行った人たち…
回 全ては無意味。 人生はむなしく、孤独に閉じ込められたまま、あの世に向かってひとりきりで川をくだっていくようなもの、なんの価値もない、何の意味もない、どうしようもない肉のかんおけだと、人は言う。 こんなのは、ぜんぜんシ…
ぼくはいちおう小説としてこの文章を書き始めたらしい。 それなりの価値があると思って、ぼくはこうして書いている、らしい。 「らしい」というのは、自分のこころのわからなさだ。自分のこころがわからない。「本当は」何を感じ、考え…
前回は「自己への不信・自意識の闇」に留まることに耐えきれずに宗教を求める、という流れになんとか強引にまとめきりました。 けれども、ぼく自身のなかで「宗教を求める」という気持ちは決して整理されているわけではありません。生物…
「あ~!あのミーチャが「人間は広すぎる!」って叫ぶシーンってどこだっけ!」(3編3です) 『カラマーゾフの兄弟』は長大で、あの場面がどこにあったかを探すのも一苦労です。 そのため目次と主要なエピソードを見られるようにまと…
泣くがいい 我が魂よ 泣くがいい 涙を流せ お前は飽き果て 疲れ切っている 一切の慰めより 打ち棄てられて ここにはなにもない 求めるものは 何1つ ここにはない だから泣け 泣…
ひるすぎ布団にねていたら ひるすぎ布団にねていたら 涙がぽろりとながれたよ 何にもおもってなかったけれど 光がさしたきがしてね 光がさしたきがしてね ながれる涙はさ…
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