コーチングとは。「あなたのより良い人生」に伴走すること。

ブログやTwitterでの顔の見えない交流を超えて、直接お会いして、一緒にあなたのより良い人生を考えるコーチングも開始しました。
さて、そもそも「コーチングって何?」という方のほうが多いことでしょう。
この記事では、ぼく(ばさばさ)が提供するコーチングは、一体何を目指し、その過程であなた(クライアント)とぼく(コーチ)とはどのように協力していくのかをご紹介します。

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2015年1月2日

(なお、コーチングの核となる考え方については『コーチング・バイブル―本質的な変化を呼び起こすコミュニケーション』(CTIジャパン訳,東洋経済新報社,2012)を参考にさせて頂きました。更に詳しく学びたい方はご参照ください。コーチングの考え方を非常に深いところから記述されている素晴らしい著作です。)

コーチングの目的は、あなたのより良い人生の実現

コーチングが目指すのは、あなた(クライアント)のより良い人生です。
さて、「あなたのより良い人生」とはなにか。それはあなた自身がこれから実現していくべきもの、たいていは未知のものです。
自分の力で自分のこれまでの人生、これからの人生、目の前の現実について考え、行動を変え、新たな行動から学習し、「より良い人生」へ向かってひとつずつ変化を起こしていくことによってのみ、あなたは自分にとってのより良い人生を実現していきます。
それは、今のあなたの生活・仕事・環境とは全く違うものなのかもしれません。周りのすべてをまるきり変えることを「より良い人生」は求めているのかもしれません。(あえて極端な例を持ち出すならば、家族を棄てて出家し修行に人生を捧げることが、あなたにとって一番良い人生であるということも、ありえます。)
しかし、これを自分ひとりだけの力・考えだけによって行うのは難しいことです。
人はさまざまな思い込みやこだわりによって、自分の「歪んだメガネ」から自分の人生や現実を見ていますし、
その時どきによって、考えることも感情も気分も変わる、気まぐれです。自分がまさに問題や悩みの渦中にいるならなおさら、客観的な・広い視点なんてもてません。
また(ぼく自身を含め)多くの人は変化に向かって勇気を振り絞るよりも、現状に怠けている方がラクなものです。
これらの壁によって「自分のより良い人生」に一直線に向かうことができずに、
「流されるようにして行き着いた目の前の現実」から腰を上げることが難しくなっています。

そこで、コーチングの出番というわけです。あなたの「より良い人生へ向けた変化」に寄り添い、サポートするのがコーチングです。
コーチとして、ぼくはあなたの話・想いを聞き取って、感じたことを率直にあなたに話します。更にあなたに様々な質問をし、「よりよい人生とはどんな人生か」を、自分で発見するための「きっかけ」を作り出し、一緒に考えてます。
そして、より良い変化に近づくような「新しい行動」を一緒に考え、その「行動」を実行するプラン、注意、目的を一緒に考え、納得のできる「行動」を実行してきて頂きます。
そして次にセッションした際に、その行動がもたらした結果や、感情や、新しい発見について何かを一緒に考え、「その行動から学び取れるものは何か」を話し合い、あなたの自己発見をサポートします。
そんな自己発見と新たな行動の実践をめぐるコーチングを定期的に行い、「あなたにとってのより良い人生の実現」へ、行きつ戻りつ、ともに歩み、伴走し、励まし、徹底的にサポートするのがコーチングです。
ぼくから何か「正解」を押し付けるということはありませんが
、ぼくがあなたの「より良い人生」にとって必要だと感じたときは、ぼくが感じたことを素直に言います。
(もちろんそれもコーチングを重ねて、信頼関係がお互いに少しずつできてからの話です。
始めはとにかく、あなたの考えていること、これまでの成功や失敗、目の前の課題、それについてどう思っているかなどを質問し、引き出しながら、
一緒に歩いていくための共有地を築いていきます。)

ぼくの視点から見えたあなたが認めたくないであろう事実を率直にお伝えしたり、あなたができれば人に言いたくないであろうことも、質問します
「より良い人生への道」からあなたが後退しようとしているように感じたら、「それは逆戻りしているようにぼくからは見えますが、どう思いますか」と告げますし、「あなたのより良い人生」にとってマイナスな思い込みや、こだわりを感じたら、「その考え方、感じ方は変えるべきことのように思えます、あなたはどう思われますか」と問題提起します。。
一人の力によっては難しいことを、ぼくはコーチとして徹底的にサポートするわけです。

対等に「あなたのよりよい人生」に向かって協力する

ここで注意すべきことは、ぼく(コーチ)とあなた(クライアント)は対等であるということです。
決してぼくが何か「正解」をあなたに「教える」のではありません
すべての答えはあなたの内に眠っており、あなたが自分でそれを発見し、実行し、「よりよい人生を実現」することができると信じ、その「あなた自身のより良い変化」に向けて、サポートをするのがコーチの役割です。
では、「正解」を教えられないぼく(コーチ)は一体何をするのか。
いたってシンプルで、ぼく(コーチ)は自分の論理・思い・わがままをわきにおいて、いわば自分自身を空っぽにして、愚直に素直に「あなたにとってのより良い人生」を考えるのです。
つまり、直接の利害関係を離れた第三者のぼく(コーチ)という一人の人間が、コーチとしてあなたの人生を一緒に歩むというわけです。あなたの人生を、ぼくとあなたの二人で歩むわけです。(「二人の人生を」ではなく、「あなたの人生を」二人で歩む、つまり主役はあなたの人生です。)
「わたしのより良い人生」のことだけを誠実に考えてくれるコーチと一緒に、「より良い人生」という未だ漠然としたものに向かって一歩ずつ変化を起こしていく、それがコーチングです。

コーチングにはクライアント自身の積極的なコミットが不可欠

ぼくとあなたは対等な関係であり、ぼくはあなたがあなたの「より良い人生」に向かう変化をサポートすることしかできません。
だからこそ、あなた自身がぼくとのコーチングに積極的にコミットする、参加する必要があります。あなた自身が自分の素直な考え、想いを、「コーチにどう思われるのか」を心配せず恐れずに、率直に語る必要があります。
お互いが少しずつ育てていった信頼関係を基礎に、あなた(クライアント)は自分の課題や不安、希望や夢について率直に語ります。ぼく(コーチ)もそれを聞いて感じたことや、疑問を素直にあなたに伝えます。
そんなお互いの率直で素直な対話が、コーチングの中身になります。
「わたし」のことを本当に真剣に考え、たとえ言いづらいことであっても恐れずに告げてくれる信頼のできる人が、わたしの「より良い人生へのチャレンジ」に付き添い、励まし、考えてくれる。それがコーチです。
「親友」との違いをあえて言えば、それはあなたの人生にとってコーチは「第三者」であるということです。利害関係も離れ、あなたのこれまでの歴史を詳しく知っている訳ではないコーチだからこそ、「新しい変化・発想」をあなたにもたらすことができるわけです。(親友は「あなたのことを知り尽くしている」と思ってしまうとき、あなたの枠を狭めてしまうことがあるでしょう。)
仮に「親友」であったならば、あなたと親友との間には既にたくさんの思い込みや、感情的なつながりがあります。様々な利害関係もありえます。
コーチはあなたにとって「第三者」であることをむしろ生かして、あなたの「新しい変化・無限の可能性」に注意を向け、あなたの「変化」をサポートすることができる、それがコーチングの考え方になります。
あなたのこれまでの歴史、考え方、傾向に詳しいわけではない。だからこそ、目の前の今のあなたの声を誠実に聞き取って、あなたを全面的に信じて率直に問うことができるのです。

ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

以上、コーチングについてざっと説明させて頂きました。お読み頂きありがとうございます。
よくわかんないけど、とにかくできることをやりたい!という方もお待ちしております。
とりあえずご連絡を頂いて、直接お会いしてお話できればと思います。
実際にコーチングを始めるかどうかは一切考えなくて構いません。
お会いしてから、コーチングを依頼したければ言っていただけば良いですし、心が動かなければ、またの機会をお待ちします。

参考までに、現在コーチングをお受けしている方とは、4時間前後のコーチングを月に2回程度、電話での相談を月に2回程度、その他メールでこまめにやりとりをしています。
あなたの「より良い人生」に合ったやり方に、こちらも全力で合わせますので、何でもご相談くださいませ。
twitterでのDMか、 basabasaikineba@gmail.com までご連絡ください。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

20代。早稲田大学を卒業。大学時代に生きることに悩み、哲学書・宗教書・文学書を読み漁った結果、頭だけで考えても仕方ないと悟り、臨済禅の坐禅道場で参禅修行を始める(4年間修行)。 2020年に(カトリック)教会で洗礼を受ける。 路上お悩み相談(コロナ禍によりお休み中)や、SKYPE相談・雑談、コーチング、生きねば研究室など、一対一の本音で対等な関わりを大切に、自分にできることをほそぼそとやっています。