「自分をひとりの人間として見た上で応援してくれる」コーチングのご感想(20代女性)

もう8回くらいコーチングをさせて頂いている方に、「ブログで紹介するために、自由に感想を書いていただけませんか?」とお願いしたところ快くお引き受け頂いたので、頂いたものをそのままこちらに載せさせて頂きます。
コーチングにご興味のある方、どうぞご参考ください。
最後に、この感想を頂いてのぼくのコメントも書かせて頂きました。

あいづち兄さんって何してるの?

2015年11月21日

コーチングとは。「あなたのより良い人生」に伴走すること。

2014年9月16日

コーチングの感想

ネガティブになりやすい自身の性格や、人間関係などから、 人生失敗したとか、生きづらいと思うことがあり、負の感情を 引きずってしまいがちでした。
その間はやるべきことに手がつ かなかったり、他人と衝突してしまったりしてまた不安や絶望 感を抱く、という負のサイクルのなかにあるような感じでした。
どうすれば現状が良くなるかわからず、そのことに苦しさを感 じていました。
コーチングを始めてからももちろん、マイナスの感覚にのまれてしまうことはありますが、以前と比べて、人生に対してちゃ んとした希望を持ち、前向きな行動ができるようになってきて いるような気がします。
また、不安や絶望感でしずんでしまったとき、以前よりも短 い時間で立ちなおれるようになったと感じます。

コーチングのよい点はいろいろありますが、
1.自分が本当に話したいことを誰かに話せること
2.時間や場所に柔軟であること
3.コーチが信頼できる人であること、が私にとって特によかったです。

1に関して、私は自分の属するコミュニティ内にいる人と会 話するとき、知らず知らずのうちに、相手に嫌われないことだ けを気にして話す内容を選んでしまったり、会話のテンポにつ いていくために適当なことを言ってしまったりします。
友人等 に悩みを相談できる機会があっても、大事な関係を壊したくな いし、否定されたくもないから言いたいことを言えないもどか しさがありました。
しかし、コーチングではあまりそのようなことを気にするこ となく、自分が本当に話したい悩みや現状を伝え、そのうえで どうすればいいかを話し合うことができます。  話をする相手が、自分にとって第三者だから こそできることなのかなと思います。

2について、コーチにアクセスできる時間や場所は、もちろ んコーチご本人の都合に左右されるものですが、LINEや電話というアクセスの手段があることからも、悩みを話せるほかの場 (心理カウンセリングなど)に定期的に通う場合と比べても負 の感情がわいたときに比較的早くに対処することができます。
一度不安や絶望を感じると長い間それを引きずって自暴自棄 になってしまう自分にとって、このことはとてもありがたいこ とでした。

3について、海野つばささんは、生きることについての様々 な知識があるのはもちろん、本当に相手の幸せを考えようとし ている、信頼できる人であると思います。
だからこそ受けとっ た言葉を信じる気分になれるし、できない、やりたくないと感 じることも自分の人生をよくするために実行する勇気がでます。
もしかすると、SNSをきっかけに人と会うことに抵抗を感じ たり、私のように宗教や哲学などの知識がないために、お話し するのを躊躇ったりしてしまう方もいるかもしれませんが、相 手が信頼できる人間であればそのような心配はいらないのでは ないかと思います。
現状がつらい方、何かを変えたい方など、気軽に相談してみるといいと思います!

ぼくのコメント

コーチングをご経験頂いて、良いと感じたところをとても率直に、わかりやすく書いて頂けて、とてもありがたいです。ぼくはいつも小難しく考えてしまうので。
どれもありがたいご感想ですが、第2の点がなるほど!と新しい発見でした。
このご感想を頂いた方は、ぼくをコーチとしてとても頼りにしてくれていて、何かあったときや、近況報告にLINE電話でお話をお聞きすることがよくあります。
感情がまだ新鮮でリアルなうちに、電話でお話をお聞きできることは、クライアントの方の飾らないこころの声を、よりありのままにお聞きできることなので、コーチングとしてもとても価値あることだと思います。
そして、つらいとき、リアルタイムに頼って頂けると、ぼく自身も心の底から応援したくなります。相手のつらさ、かなしさがぼくのこころに響いてきこえます。
そんな山あり谷ありを一緒に歩きながら、お互いの信頼関係が積み上げられていくのかな、と思いました。(こちらの方とは、コーチングの話し合いも行き詰まりを感じたとき、思い切って気分を変えるために湖を散歩しに行ったこともあります。)
一般的なカウンセリング等の場合は、決められた時間に、決められた場所、「はい次の方」と、やはり「仕事・業務」的な面が拭えないのかもしれません。カウンセリング等ではお互いの間に大きな壁があって、その壁の外側で、決められた時間・スタイルで関わって、またお互いの壁の向こうに消えていく、そんな気がします。(もちろんこれも一面的な見方であって、素晴らしいカウンセリングをなさっている方もたくさんいらっしゃいます)
これだけだと、相手の表面的な部分だけを扱い、気休め的に発散させるだけになってしまう気がします。(もちろんそれだけでも、とても価値あることですが)。

そんなことについて思い巡らしたとき、
ぼくが行っているコーチングは、クライアントの方とぼくとができるだけ深く、お互い自然な姿で関わり合いなが、一緒に歩いていくことを目指しているのだと思いました。
それはある面「コーチング」という枠には収められない気がします。
効率や成功、変化を追求することに縛られることのないもっと自由で、人間的で、あたたかい関係だと思います。そんな関係でいたいと思います。

あえてイメージで語るなら、クライアントの方の心の壁の内側に入れて頂いて、その方が素直に感じ考えていることをお聞きし、これからどうしたら良いか、壁の内側で二人で一緒に考える
コーチングの前後も、できるだけこまめに連絡をとりあって、本当に一歩ずつ、一緒に歩んでいく。
壁の外にある「現実」とどう関わり、向き合っていくか、二人で何度も作戦会議する。
ちょっと理想化し過ぎてはいるでしょうが、こう表現できるのかなと思います。こんなコーチングを目指したいと思います。

ぼく自身の経験からも、人を本当に動かし支えとなるのは、自分の感情や弱さを静かに受けとめつつ、心から「頑張れ」と応援してくれる人が、ともにいてくれると感じられるときだと思います。
少しでもそんなコーチングの関わりに近づけたら、人の本当の幸せに貢献できたら、これ以上の喜びはないです。

ぼくのコメントに対して更にコメント頂きました。

コメントに関してですが、そのとおりだなぁと思いました。
カウンセリングや精神科に行ったとき、たしかに壁を感じましたし、自分がモノとなっている感じがしました。
それはそれでそういうものだと思いますし、診てもらったあとスッキリしましたが、そこにはあたたかさや癒しみたいなものはあまりなかったような気がします。
そしてその結果か、やはりその場しのぎ的な感じになってしまっていたと思います。
コーチングでは、自分を人間として見ていただいたうえで応援していただけている感じがして、そのことは自分にとってとても大きな力になるなと感じることがあります。

(なおご本人からの注意書きとして、
「自分自身、精神科についてはよくわからずに受診してしまった部分があり、ミスマッチがあったところもあると思います。そういう意味で、一方的にその医療機関を否定している感じに受け取れはしないか心配です」とのことです。)

お読み頂きありがとうございました。
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ABOUTこの記事をかいた人

20代。早稲田大学を卒業。大学時代に生きることに悩み、哲学書・宗教書・文学書を読み漁った結果、頭だけで考えても仕方ないと悟り、臨済禅の坐禅道場で参禅修行を始める(4年間修行)。 2020年に(カトリック)教会で洗礼を受ける。 路上お悩み相談(コロナ禍によりお休み中)や、SKYPE相談・雑談、コーチング、生きねば研究室など、一対一の本音で対等な関わりを大切に、自分にできることをほそぼそとやっています。